ふるさと納税って難しいよね。
みなさんこんにちは。フォルサゴです。昨日少し書いたみたいに気になる経済ニュースもブログで書いてみようかなと思いました。
では、
今日の日経の夕刊トップ。
ざっくり言うと、ふるさと納税の返礼品が高すぎたり、地場産業に無関係な商品だったりする自治体に今まで警告出してきたけど、無視する自治体は税の優遇から除外しますぜ〜というもの。
フォルサゴそういうルールの下でやってるのだから当たり前と思う反面、個人的に難しいなーと思うところも。
それは
地場産業の格差
です。
各地域、地場産業というのはあるでしょう。地場産業というのは地域の特性で出来ていきますよね?
では、ここでふるさと納税のサイトを見てみると、上位を占めるのは、高級なフルーツに、お肉、魚介類が多いです。いわゆるブランド価値が高いものが目につく印象。
では、そういったブランドで知られるものを持たない地域はどうすれば良いのでしょう?
フォルサゴの地元(いわゆる住宅街なので有名な農作物なんかはありません。)で調べてみました。
地元民ですら知らない工芸品でした(汗)
いや、その工芸品をdisってるわけではないんです。
問題の本質としては、既にブランド価値があるものに人気が集まっては、市町村格差から抜け出せないのでは?ということです。
ふるさと納税制度が始まったのって10年ほど前ですけど、それより前から、ブランド農作物は知ってましたよね?
一般市民としてはやはり身近な食にまつわってて、かつ普段手が出しにくいブランド農作物を持っている地域を選ぶのはある意味当たり前だと思うんです。
大事なのは持たざる地域がどうするかなんです。
持たざる地域が持っている地域側に回るには、持たざる地域の返礼品を持っている地域の返礼品と対等になる知名度が必要なのではないでしょうか。
ここで、もう一つ気になる記事がありました。
ふくおかFGと熊本の企業、ふるさと納税支援 提携:日本経済新聞
ふくおかFGと熊本の企業、ふるさと納税支援 提携 :日本経済新聞
これは、ふくおかFGが自治体にふるさと納税のサイト作成をしてるサイトを紹介するなどの取り組みについての記事です。
これってさっき書いた、持たざる地域が持っている地域になるための取り組みですよね。
ふるさと納税によって、地場産業の格差が地域の格差になり、それが地域経済につながる。銀行としてもふるさと納税制度は欠かせないものなのだろうと思います。